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特定商取引法に基づく表記
商 号 | 株式会社スマッシュ[SMASH Co.ltd.] |
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代表取締役 | 宮﨑 修 |
OFFICE | 〒781-0813 高知県高知市青柳町61-17-1F |
TEL | 088-878-1331 |
FAX | 088-878-1338 |
お問い合わせ | こちらのフォームよりご連絡ください。 |
URL | http://www.smash-web.com |
販売価格 | 商品毎に表示しています。(税込み表記) |
送料(税込) |
四国...440円 関西、中国...640円 九州...640円 北陸、中部...750円 関東、信越...700円 東北...1,060円 沖縄県...1,200円 北海道...1,600円 |
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土佐の風物詩 フラフ物語り
フラフの名称は、長崎のオランダ商館で掲揚されていた旗の名称をオランダ語で旗の意味である「vlag」が定着したものと想像できます。
日本古来の縦長の旗「幟」に対して、それまでの日本にはなかった横長の旗を「フラフ」と呼んでいたようです。
明治時代、各地に出来た小学校の校旗や旗をフラフと呼んでいたことを示す史料もあります。
また、明治の詩人である石川啄木が書いた『氷屋の旗』という小説があり、その文中の一節に旗という文字に(フラフ)と振り仮名をつけていることからも、当時、フラフという名称がすでに広まっていたか、モダンな文化人達が「フラフ」という名称を流行らそうとしていたのか?のいずれかだと考えられます。
これらを裏付けるように当時の土陽新聞(現在の高知新聞)の高知市蓮池町•京紺屋と言う店の広告にも“国旗フラフ”という名称が使用されています。
土佐では、江戸中期頃から武家の端午の節句祝いに家紋フラフが製作されていたようです。(福永染工場談)
明治元年創業の北村染物店(高知市)の四代目、北村文和氏によると、二期作が盛んだった香長平野を中心とする地域で明治30年代後半から盛んになってきた風習だとの事です。
フラフの製作を紺屋に依頼するのは、長男を産んだ母親のお里です。嫁ぎ先の跡取りが、健やかに育つようにと願いを込めての事でした。
贈られた嫁ぎ先は、端午の節句に庭先に長さ15mほどの柱を建て贈られた縁起物の「フラフ」を鯉のぼりなどと並べて7歳まで揚げます。
この風習は、高知県だけではなく、山口県萩地方にも、フラフ「vlag」があり、かつては家紋を染め抜き高知と同じように、端午の節句に掲げていたそうですが、残念ながら今は消滅しています。
他にも江戸時代から縦長の幟に鍾馗様や武者絵を描いたりして庭に建てる福島県の“いわき絵”等も現物が残っていて、端午の節句を祝う幟の絵柄は、江戸時代からすでに武者絵などを描いていたもので、大漁旗とは全く流れを隔する物であった事がうかがえます。
現在は、高知だけに残った風習となり、大きさや絵柄の勇壮さを競い合うようになり、現代にまで続く初夏の風物詩となっています。
この縁起物で、めでたいフラフをよさこい鳴子踊りに始めて取り入れて振ったのが、1989年ヨーロッパのフランスマルセイユで開催されたジャパンウイークに出場したよさこい鳴子踊りチームに随行していた岩目一郎です。
初日にフラフを振って大受けで喜んだのも束の間、そのフラフは、その夜のうちにホテルの部屋から何者かに盗まれるという過剰な人気のハプニングが起こったそうです。
その翌年、第37回よさこい祭り本番で無国籍チームの岡﨑直温に2布フラフと竹竿を岩目一郎が、偶然貸し出し、それを岡﨑が振ったのが、おそらく“よさこい祭り本番”にフラフが登場した初めてのシーンではないかと言われている。
しかし、その竹竿は、帯筋中央公園前であえなく折れてしまった事から、翌日は、無国籍市場初代頭であった水野仁が持ってきてくれたタモ竿で振ることとなる。
岡﨑よさこい研究所
所長 岡﨑直温(弊社顧問)
フラフの分類
①フラフ
高知県の香長平野を中心に残っている風習で長男が産まれた事を祝いお嫁さんのお里から嫁ぎ先に送られる旗。
子供が7歳になる年まで、端午の節句に庭に柱を建てて鯉のぼりなどと一緒に揚げる物。
②よさこいフラフ
制作技法や絵柄は、フラフと同じで、よさこい祭りに参加しているチーム名などを入れて染めた綿旗が基本で、製作技法もフラフと同じだが絵柄や、色や、入れる文字をチームオリジナルで制作した綿旗も含まれる。
③よさこい大旗
ポンジ生地や化学繊維にプリントで絵柄や文字を描いた旗。
④端午の節句に庭先に建てていたフラフをよさこい祭りで振ってもそれは、“フラフ”であって、“よさこいフラフ”ではない。尚、チーム名を入れてない、束ねノシメや、家紋等のフラフの既製品もフラフに分類できる。